平均化させる時間を長くするほど滑らかな(突発的な変動の少ない)測定値が得られますが、急激な変化への応答性は下がってしまいます。
ある程度のブレ幅を許容した上で、できるだけ応答性を優先して測定するモードがリコメンドモードです。

リコメンドモードでは周辺線量や使用管の感度によって平均化時間を自動的に可変処理しますが、デフォルトの recommendCount=100 にしておけば、概ね中心線の±20%程度に測定値が収束されていることを読み取って頂けるかなと思います。
正しく校正されていることが前提とはなりますが、概ね±20%内の誤差は市販ガイガーカウンターと同程度になります。

recommendCount の値をもう少し増やしてやることで、応答性はやや劣化しますが、ブレ幅が更に少なくなる方向にチューニングできます。

SBM-20

1分平均リコメンドモード
(概ね6分平均)
10分平均60分平均

J306×2 2012/4/20より J408×4 (製作記)

リコメンドモード
(概ね30〜40秒平均)
1分平均10分平均60分平均

J209 (製作記)

リコメンドモード
(概ね10秒平均)
1分平均10分平均60分平均