今年の夏は東鎌尾根を歩いてみよう思い地図を広げた。
せっかくの5日間、なるべく未踏のコースを歩いてみたい。

そしたら、北鎌尾根の文字が目に入ってしまった。

日程
2006年08月12日(土)〜2006年08月16日(水) 4泊5日
山域 北アルプス南部
メンバー 単独
コース
1日目/ 中房温泉〜燕岳〜燕山荘(幕)
2日目/ 燕山荘〜貧乏沢下降点〜北鎌沢右俣〜北鎌コル(幕)
3日目/ 北鎌のコル〜独標〜槍ヶ岳〜殺生小屋(幕)
4日目/ 殺生小屋〜大槍ヒュッテ〜西岳〜大天荘〜大天荘ヒュッテ(泊)
5日目/ 大天井ヒュッテ〜燕山荘〜中房温泉
コメント

貧乏沢の下降点は大天井ヒュッテから15分くらいのところにあるが、
登山道から2mほど登ってからの下降となっている。
いきなり下りていくだろうという先入観があると、下降点を行き過ぎる可能性大。
ビックリ平に着いたら行き過ぎ。

踏み跡は極めて明瞭だが、全く整備されていないため、細心の注意は必要
谷筋沿いに下降するだけなので道迷いの心配はない。

北鎌沢出合に以前あったとされるケルンは跡形もなくなっている。

北鎌のコルまでは、本流を見極めながら進む。
「分岐は右」に忠実すぎるとトンデモなところに出てしまう。
支流は無視して本流を登りつめること。どっちが本流か分からないときだけ右を選択。

北鎌稜線上、とにかく主稜線伝いが基本。
前に進めなくなるまで、むやみに 巻こうとしないこと。
主稜線から遠ざかっている感があったら、近づける場所を探して登ること。
一度登ったら下れそうにないところには登らない。

コース選択に誤りがなければロープ類は不要で歩覇できるが、
誤らないとも限らないので必ず携行すること。

アプローチ 登山口にも登山者向けと思しき温泉施設があるが、少し下の 有明荘 の方がお勧め

中房温泉乗合バス
アルバム
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