貧乏沢の下降点は大天井ヒュッテから15分くらいのところにあるが、 登山道から2mほど登ってからの下降となっている。 いきなり下りていくだろうという先入観があると、下降点を行き過ぎる可能性大。 ビックリ平に着いたら行き過ぎ。 踏み跡は極めて明瞭だが、全く整備されていないため、細心の注意は必要 谷筋沿いに下降するだけなので道迷いの心配はない。 北鎌沢出合に以前あったとされるケルンは跡形もなくなっている。 北鎌のコルまでは、本流を見極めながら進む。 「分岐は右」に忠実すぎるとトンデモなところに出てしまう。 支流は無視して本流を登りつめること。どっちが本流か分からないときだけ右を選択。 北鎌稜線上、とにかく主稜線伝いが基本。 前に進めなくなるまで、むやみに 巻こうとしないこと。 主稜線から遠ざかっている感があったら、近づける場所を探して登ること。 一度登ったら下れそうにないところには登らない。 コース選択に誤りがなければロープ類は不要で歩覇できるが、 誤らないとも限らないので必ず携行すること。